糖質制限をやってみて

こんにちは
アラサラリーマッチョいっちーです

今日はテレビやネット記事でもよく紹介されている糖質制限ダイエットについて

僕の実体験を書いていきます。

僕が糖質制限を長期間行ったのは今から５年ほど前のことです。

僕のした糖質制限は

糖質の量を減らして１日の摂取量をかなり少なくするというものではなく

糖質を完全にカットするというものです。

僕にとって、この糖質制限が人生初のダイエットでした。
（今思えばダイエットではないですが．．．）

人生初が糖質制限（しかも完全カット）なんて．．．

と思われる方もいるかもしれません

でも当時の僕は、他のダイエット方法を知らなかったのです。

専門家やトレーナーさんに話を聞くわけではなく、インターネットで調べ、独自で行っていました。

今回は、その結果がどうだったのかを書いていきます。

結論

糖質制限を行えば、体重は落ちます。

これは、間違いありません。

だからといって僕が糖質制限をすすめるかというと

答えは　ノーです。

僕は、糖質制限を始めて体重がどんどん落ちていき

２か月で72kg→65kg（－7kg）に落としました。

初めてのことで探り探りということもあったので

劇的な落ち方はしませんでしたが、見た目もかなり変化したと思います。

では、それでも僕が糖質制限をすすめないのはなぜか？

その理由は、糖質制限には３つ大きな問題があるからです。

継続して行うのが難しい

日本人は、お米を主食としてこれまで生活してきました。

今では、パン派の人もいるようですが、多くの人がお米を食べて育ってきていると思います。

糖質制限をすると、その慣れ親しんだお米を（パンもですが）食べることができません。

初めは、そこまで辛くないのですが

１週間近く経つと、だんだんとお米が恋しくなってきます。

僕自身もそうでしたが、熱々炊き立てのご飯が食べたくなるのです。笑

お米のおいしさというのは、それぐらい僕たちの脳に刻み込まれています。

そういう人たちにとって（僕もですが）お米を食べない生活はストレスの原因になります。

また、今の時代はコンビニやスーパーなどで簡単に食品が買えます。

食品の裏などについている成分表を見てもらえば分かると思いますが

コンビニやスーパーなどで売っている食品で

糖質が入っていないものはほとんどありません。
（現在はローカーボ食品もありますが．．．）

何か食品を買う際に

「あれも食べられない！これも食べられない！！」

となってしまいます。

こういったこともストレスになっていくのです。

つまり、糖質制限はストレスの多い生活だと言えます。

そう考えると習慣化していくのは難しいですよね。

挫折する人が多く出るのも納得です。

お金がかかる

２つ目の問題もなかなか深刻です。

糖質制限をすると糖質が食べられません。

そうなると、たんぱく質や脂質中心の生活になっていきます。

それの何が問題なのか？

それは食費にかかるコストです。

先ほども言ったように

コンビニやスーパーで買える食品のほとんどに糖質が含まれています。

その理由は、米や小麦にかかるコストは低いからです。

だから、お弁当が手に取りやすい値段で売れるのです。

さらに、思い出してほしいのは、焼き肉弁当という名で売られているものも

肉は数切れ入っているだけで、ほとんどがお米なんてことも珍しくないですよね？

逆に言えば、それだけたんぱく質にはコストがかかってしまうのです。

お米100ｇと牛肉100ｇでは、値段が全然違います。

コストの低い糖質は食べずに

コストの高いたんぱく質を中心に食べていく

そう考えると、続けていくのはなかなか難しいですよね？

経済的にかなり余裕のある人でないこれを習慣化するのは不可能です。

牛肉じゃなくて鶏肉にすればいいと思っているそこのあなた！

鶏肉にするにしても、米や小麦を食べない分

鶏肉の量を増やさないとエネルギー不足になってしまいます。

また、糖質制限には脂質（青魚やアマニオイルなど）を

バランスよく（普段よりも多く）摂ることも重要になるので

鶏肉だけでは、どうしても不十分です。

つまり、糖質のエネルギー分のたんぱく質や脂質を摂らなければならないので

どうしても食事や栄養にかかる費用は高くなってしまいます。

体の張りがなくなる

最後の理由は、ボディーメイク系のコンテストを目指して体づくりをしている人にとって

一番深刻な問題かもしれません。

それは、糖質制限をしていくと

体の張りがなくなっていきます。

イメージとしては体がしぼんでいく感じです。
（ただし、糖質制限で張りを保ちながら減量できる人もいますので、個人差がありますが．．．）

なので、僕は多くの人が糖質制限では、体がかっこよくならないと思っています。

僕が糖質制限をしたときは、体重の減少とともに筋肉の張りがどんどんなくなっていきました。

トレーニングをしても、筋肉が皮膚を押し出してくるような

パンパンに張るということがなかったのです。
（今考えれば筋量がなかったのも原因かも．．．）

糖質制限をしたときの体と、PFCのバランスを考えて減量したときの体を比べると

明らかに糖質制限をした時の体に元気がないことが分かります。
（写真が使えるといいのですが．．．）

そんな状態でコンテストに出場しても勝てるわけがありません。

みなさんもダイエットや減量をするからには、かっこいい体になりたいですよね？

まとめ

今回は、糖質制限について書いていきました。

体重を落とすことだけを考えたら

糖質制限はとても有効な方法であると思います。

しかし、個人差はありますが

１　お米やパスタ、うどんが食べられない

２　コストがかかる

３　かっこいい体にならない

などの問題点もあります。

僕は、この糖質制限をおすすめしませんが

どうしても体重を落としたい

何とか、目に見える結果をすぐに出したい

という人には向いているかもしれません。

一度試してみて、合う合わないを判断してみてもいいかもしれません。

それでは、また！